二十四節気　白露／気にかける

二十四節気　白露（はくろ）　9月7日～

陰気ようやく重なりて露こごりて白色となれば也（暦便覧）

薄の穂が顔を出し、草花には朝露が付き始める頃。

今年はまだ暑いですが、朝夕の心地よい涼風に、秋の気配を感じます。

ベランダの植物たちも少しほっとした様子です。

オレンジより夏に涼しげなピンクの凌霄花に「おはよう！」

愛読書の「二十四節気で楽しむ庭仕事」築地出版

オーガニック植木屋さんのご夫妻が、節気ごとに俳句を詠み

身近な自然を優しい眼差しで綴っていらっしゃいます。

私は白露の台風のくだりが好きです。

「話を聴いている植物たち」

鉢底から根が出るほど大きくなったブッドレアを、

そろそろ根切りして小さく仕立て直そうと話していると、

台風がなぎ倒して根っこが地面からとれていた。

「察するにブッドレアは、刃物で根を切られるのがよほど嫌だったのだろう」

とまるでブッドレアの気持ちが通じて台風が倒してくれたかのようです。

また、

「地植えの沈丁花の植え替えは難しいけれど月桂樹は何があっても大丈夫」

と話していると、以外にも沈丁花が大丈夫で月桂樹が枯れしまったそう。

「きっと植物たちは話を聴いて大丈夫だよと言ったり、

気にかけてよと言ったりしてるに違いない」というのです。

ベランダ栽培のバラや植物たちにも同じようなことを感じます。

農薬を使わず、最低限の手入れで、咲きたいように咲かせていますが

「気にかけて」いるのといないのとではすぐに変化が現れるのです（笑）

人間と似ています。

お生花やグリーンのある場所には良い気が流れるといわれますが

食卓の楽しい会話も良い気を発します。

「五感で楽しむ横浜アロマ教室」では、品質の確かなケモタイプ精油の

正しい使い方についてお伝えしオリジナルブレンドのクラフトを創りますが、

良い気を発する、五感を満たすことは何でも取り入れます。

五感で楽しむ横浜アロマ教室

10月5日（水曜日）14:00～16:00

10月24日（月曜日）14:00～16:00

横浜市イギリス館にて、行います。

港の見える丘公園は季節の植栽で美しく彩られ散策も愉しめます。

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