オルセーのナビ派展《庭の女性たち》
2月の満月の日に
心待ちににしていた
「オルセーのナビ派展」
@三菱一号館美術館へ
行って参りました。
![](https://midori-tobira.com/wp-content/uploads/2017/02/ナビ派.jpg)
オルセーのナビ派展
ナビ派の中でも、大好きな
モーリス・ドニとピエール・ボナール。
色合いや構成が面白くてお洒落で
フランスのエスプリが効いていて
フォーレの調べが流れてきそうで
(※私の勝手な解釈と感想です)
とても心地よいのです。
特に今回の展示の第二章
Femmes ou jardin
(庭の女性たち)
にはわくわくしました。笑
ドニやボナールは庭にいる女性たちを
主題にした作品を多数描いています。
私が今回逢えて嬉しかった
ボナールの連作《庭の女性たち》。
構成も植物文様も洋服の柄も面白く
美しい色の組み合わせもお洒落で
女性と植物と犬や猫も調和して
眺めていてとても愉しい!笑
もともと屏風として作られたもので
縦長の掛け軸の様な4枚がこんな風に
素敵な看板にもなっています。
![庭の女性たち](https://midori-tobira.com/wp-content/uploads/2017/02/ナビ派1.jpg)
オルセーのナビ派展 庭の女性たち
「はじめまして、ナビ派です。」という
キャッチもいいですね!
高校時代に、初めて油絵を
教えていただいた美術の先生から
当時描いた作品に
「ボナール風」
とコメントをいただき
ナビ派を知らなかった私は
「えっ?ぼな~るって印象派?」
と想った記憶があります。笑
〇十年経って今さらながら
何ともうれしいお言葉で
なんて素敵な先生だったんだろうと
感謝します。笑
三菱一号館美術館はお気に入りの
美術館の一つで、興味深い展示が
度々開催されます。
![](https://midori-tobira.com/wp-content/uploads/2017/02/三菱一号美術館からの庭.jpg)
美術館窓からのヒマラヤスギ
美術館から見える中庭も好きで
春にはバラも咲きます。
今回の展示は家族で行きましたが
皆、開口一番「わ~ママ、好きそう」。笑
まだ余韻に浸っています。
5月21日まで開催されています。
![](https://midori-tobira.com/wp-content/uploads/2017/02/カクテル シトラス.jpg)
余韻に浸って満月の夜に愉しんだ美しいカクテル