ダリ展で見つけたバラ
過ごしやすい日が続き、
今日はベランダのグレイ・パールが開花しました。
美術展へ行く楽しみの一つは
モチーフになった植物を見つけることです。
![ダリ展](https://midori-tobira.com/wp-content/uploads/2016/10/dari展.jpg)
ダリ展
先日訪れたダリ展では
繊細なダリの
「パラレルワールド」の考え方や
独自の世界観に
惹きつけられたり、痛々しく感じたり
さまざまな感情に浸りました。
ここで見つけた植物で印象的だったのが
「ポルト・リガドの聖母」のピンクのバラです
![「ポルト・リガド」の聖母のバラ](https://midori-tobira.com/wp-content/uploads/2016/10/ダリのバラ.jpg)
「ポルト・リガドの聖母」のバラ
全体の様子はダリ展のホームページでご覧いただけます。
広島・長崎の原爆投下にショックを受けた戦後の
”原子核の時代”の作品の一つですが
聖母になっている愛妻ガラの足元に
聖母の象徴であるバラが描かれています。
私が興味深いのは
このバラの品種です。
宗教画に描かれるバラは
オールドローズですが
(オールドローズの時代だから)
このバラは、おそらく
剣弁高芯咲の花型の
モダンローズではないかと
勝手に想像しています。
(間違いだったらごめんなさい)
この優しいピンクの色合いと剣弁高芯咲に
いかにもダリらしい繊細さが伺えて
しげしげと眺めてきました。
バラの花は、愛の象徴としてよく描かれますが
バラの花の香りも、はかり知れないチカラがあり
私は長い間この恩恵を受けてきたことに
気付きます。
緑のとびらの レッスンでは
植物の、バラの、自然のままのアロマのチカラを
利用して、心と身体の不調の合図(ローズシグナル)
に対処していくことに、フォーカスして
お伝えしていきます。