ダリ展で見つけたバラ

過ごしやすい日が続き、

今日はベランダのグレイ・パールが開花しました。

 

美術展へ行く楽しみの一つは

モチーフになった植物を見つけることです。

ダリ展

ダリ展

先日訪れたダリ展では

繊細なダリの

「パラレルワールド」の考え方や

独自の世界観に

惹きつけられたり、痛々しく感じたり

さまざまな感情に浸りました。

 

ここで見つけた植物で印象的だったのが

「ポルト・リガドの聖母」のピンクのバラです

 

「ポルト・リガド」の聖母のバラ

「ポルト・リガドの聖母」のバラ

全体の様子はダリ展のホームページでご覧いただけます。

 

広島・長崎の原爆投下にショックを受けた戦後の

”原子核の時代”の作品の一つですが

聖母になっている愛妻ガラの足元に

聖母の象徴であるバラが描かれています。

 

私が興味深いのは

このバラの品種です。

宗教画に描かれるバラは

オールドローズですが

(オールドローズの時代だから)

このバラは、おそらく

剣弁高芯咲の花型の

モダンローズではないかと

勝手に想像しています。

(間違いだったらごめんなさい)

この優しいピンクの色合いと剣弁高芯咲に

いかにもダリらしい繊細さが伺えて

しげしげと眺めてきました。

 

バラの花は、愛の象徴としてよく描かれますが

バラの花の香りも、はかり知れないチカラがあり

私は長い間この恩恵を受けてきたことに

気付きます。

 

緑のとびらの レッスンでは

植物の、バラの、自然のままのアロマのチカラを

利用して、心と身体の不調の合図(ローズシグナル)

に対処していくことに、フォーカスして

お伝えしていきます。

 

 

 

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