生の樹でクリスマスリースを創る
毎年12月になるとクリスマスに向けて、
生の樹でリースを創るようになりました。
クリスマスリースには
輪は「永遠」「新年の幸福を祈る飾り」
キリスト教では「永遠に続く神の愛」
という意味があるそうです。
用途的には
殺菌作用や抗菌作用のある常緑樹を玄関に飾って
魔除けにしたというものと、
豊作を願って玄関を飾る、日本のしめ縄のような
役割があったというものがあるようです。
今回も材料は
モミ、ヒムロスギ、ニオイヒバ など
お花屋さんでも手に入ります。
モミの木の学名 Abies アビエス は
ラテン語で「永遠の命」という意味で
昔から健康のためや魔除けに用いられてきました。
1000年以上も生きているものが多く
高さは60m以上、幹の太さは1m50cm程度まで成長するそうです。
東京の皇居の森でも見ることができます。
カナダやヨーロッパ、ヒマラヤ、メキシコなど
高い地域や寒い地域には今でも自然林があります。
モミの木には多くの種類がありますが
バルサムモミの精油には
殺菌作用や鎮痛作用があり、咳や喉の痛み、
気管支炎、鼻水、鼻詰まりなど、呼吸器系の不調に役立ちます。
風邪やインフルエンザの予防にも有効です。
生の樹のリースは、香りが心地よく、殺菌作用もあり
創る過程も愉しめて、おすすめです。