アマリリス ミュシャ展スラブ叙事詩 エネルギー
ベランダでは、バラとハーブの間をかき分け
今年もアマリリスが真っ赤なエネルギーを振りまいて
元気に咲き、私もパワー全開です。笑
数年前に1株だったのが、3株に増えています。
![](https://midori-tobira.com/wp-content/uploads/2017/05/アマリリス.jpg)
3株に増えたアマリリス
花のモチーフと言えば、アルフォンス・ミュシャ、
バラもアマリリスも素敵なデザインになっています。
私は高校時代に、アール・ヌーボーの花と女性の
ミュシャのデザインにすっかり虜になりました。
実家の部屋の扉には、まだポスターが貼られたままです。笑
当時、ミュシャのデザインとエリック・サティ―のピアノ曲は
飽きるほど(笑)観すぎ、聴きすぎて、大人になるといつの間にか
若いころほどの感動を覚えなくなってしまっていました。
が、今回のミュシャ展のスラブ叙事詩には興味津々。
ミュシャが故郷への想いに突き動かされ50歳から
16年かけて描いた20点もの大作です。
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ミュシャ
物凄いエネルギー
ミュシャが、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ館の
壁画制作に携わった時に、歴史上の輝かしい出来事や
参事を表現していると、祖国のために
スラブ民族の歴史を描くことが使命だと感じたそうです。
![](https://midori-tobira.com/wp-content/uploads/2017/05/ミュシャ1.jpg)
ミュシャ展
自国の全スラブ民族の喜びや悲しみのことを想い
「その明らかな理想と燃えるような啓示で
すべての人々の魂の中に偉大な栄光を輝かせようと思った」
・・・・図録の解説より・・・・・
エネルギーを感じながら
スメタナの「わが祖国」モルダウのメロディーが
頭の中でぐるぐる流れていました。笑
(私はこの曲も大好きです。)
神様に祈るような思いになったり
美しい色合いに見惚れたりしていると
「あっ、ゼラニウム」
![](https://midori-tobira.com/wp-content/uploads/2017/05/ゼラニウム.jpg)
『イヴァンチツェの兄弟団学校』に見つけたゼラニウム
鉢栽培のゼラニウムを発見。
この絵には、果実の収穫の様子や、ツバメが飛び交う様子も描かれて
神が賜る平穏、人間と自然の融和を讃える景観だと解説されています。
(のちのチェコの悲劇的な運命の予告もしているそうですが。。。)
老いた盲人に聖書を音読する少年は、若いころのミュシャ自身がモデルになっています。
![](https://midori-tobira.com/wp-content/uploads/2017/05/若いころのミュシャ.jpg)
老いた盲人に聖書を音読する少年
詳しくは、ミュシャ展でご覧ください。
国立新美術館で、6月5日まで開催されています。。